活動報告
■ 2023年度事業活動報告(2023年4月1日~2024年3月31日)
2023年度は、AIFNのミッション・ステートメントに基づく重点活動の一つである、教育・啓発活動については、会員団体の実施するサプリメントに関連する通信教育活動への協力を引き続き実施いたしました。Web配信講義も実現すべく検討中です。
健康食品産業協議会には当協会の理事長、副理事長、専務理事などが、理事会、委員会、分科会に積極的に参加して、行政への窓口としての健康食品産業協議会の運営、広報活動の充実、機能性表示食品のエビデンス向上等に向けて活動を行いました。
AIFN会員への情報提供として、AIFNインフォーメーションを配信し、国際、行政および科学情報の提供を引き続き実施しました。行政情報では、時機を得た官庁ニュースの詳細化に取り組み、国際ニュースでは、IASDAニュースフラッシュの英語版・日本語版の発信を引き続き実施しました。
今年度の主な活動結果を以下に示します。
- 理事会は、今年度は5回開催いたしました。(うちWeb開催2回)
- 教育・情報提供活動では、検討課題である講座のWeb配信は残念ながら今年度も実施には至りませんでした。会員団体のサプリメント管理士教育事業における資格認定のサポートは継続しており、サプリメントの正しい知識の普及に貢献しています。
- (一社)健康食品産業協議会では、理事会に参加し行政への窓口としての健康食品産業協議会の充実を図ってきたほか、広報委員会においては、委員長、副委員長、委員として参画し、主導的役割を果たしてきました。また、同協議会の分科会活動では、「食薬区分分科会」ならびに「エビデンス向上委員会」に加わり活動しました。
- その他の業界活動として、食品産業コーデックス対策委員会に監事が専門委員として参画、日健栄協の理事としての参加、認証制度協議会への業界対応などを行いました。
- IADSA会員団体として、今年度のIADSA総会(コペンハーゲン)には現地参加できませんでしたが、IADSA事務局とAIFN理事長ほかがWeb面談を持ち活動内容の確認を行いました。また、Webセミナーには専務理事が参加しました。IADSAニュースフラッシュは日本語版の作成を引き続き行い、CODEX関連ニュースなどを含め、会員に発信しました。
- AIFNインフォーメーションやホームページを通じて、会員に行政情報、IADSA情報等をいちはやく届けてきました。
- 組織強化
- 1) 執行理事(理事長、副理事長、専務理事)を中心に、情報交換を密にし、団体、会員などからの要望、要請に対応しました。理事会は5回開催し、AIFNの活動案件の迅速な決定を行いました。
- AIFNインフォーメーションを通じてより多くの情報の提供に心掛けました。
- 会員への情報提供および機会の提供
- 事務局から下記の配信物を情報として提供しました。
AIFNインフォーメーション:296件
内容は、IADSA情報(IADSA News Flash<英語版、日本語版>ほか:35件)、行政関連情報、
CODEX情報、セミナー等イベント情報等 - ホームページの充実
会員サイトで、機能性表示食品届出一覧表、およびその他行政関連情報、IADSAニュースフラッシュ等を公開しました。
- 事務局から下記の配信物を情報として提供しました。
- 規制緩和推進(健康食品産業協議会分科会活動として)
- 食薬区分分科会では、食薬区分の関連法規に対する適正運用に向けた課題解決の取りまとめを進めました。
・関連法規(薬機法、46通知、食品衛生法、19年通知)への理解を深める
・厚生労働省医薬局 監視指導・麻薬対策課、消費者庁 食品衛生基準審査課との関係構築 - エビデンス向上分科会では、機能性表示に関わる事後チェック指針(科学的根拠)の解説書の作成、PRISMA声明2020の機能性表示食品届出ガイドライン導入の消費者庁対応(経過措置期間の検証と要望)、問題となった機能性表示食品の科学的根拠の検討などをおこないました。
- 食薬区分分科会では、食薬区分の関連法規に対する適正運用に向けた課題解決の取りまとめを進めました。
- 消費者教育・啓発活動
今期はセミナーのWeb配信の検討が十分に進まず、実現に至りませんでした。会員団体の実施するサプリメントに関連する通信教育活動への協力については引き続き実施いたしました。
- 関連団体との連携強化
- IADSAの総会(コペンハーゲン)に現地参加はできませんでしたが、IADSA事務局とAIFN理事長ほかがWeb面談を持ち活動内容等の確認を行いました。IADSAニュースフラッシュ、CODEX関連などの最新情報をAIFNインフォーメーション(e-mail)等にて会員に配信しました。
- 2) (一社)健康食品産業協議会では、理事会に参加し行政への窓口としての健康食品産業協議会の充実を図ってきたほか、広報委員会においては、委員長、副委員長、委員として参画し、主導的役割を果たしてきました。また、同協議会の「ビタミン・ミネラル分科会」ではAIFN理事がリーダーシップをとって進めたほか、「食薬区分分科会」「エビデンス向上分科会」に理事が参加し活発に活動しました。
- (一社)食品産業センターが取りまとめる「食品産業コーデックス対策委員会」の栄養・特殊用途食品部会に理事が委員として加わり、年6回の会議に参加しました。
- (公財)日本健康・栄養食品協会の理事会には、当協会理事が理事として参加しました。
- 厚労省の平成17年通知の改訂に関する業界との意見交換会、平成14年通知改訂の説明会に業界団体として参加し、意見を述べました。